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アメリカ留学3ヶ月間の総まとめ(費用・治安・ホームステイなど)

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この度、語学学校を無事に卒業した。

今回の留学について書きたい事はまだまだ残っているのだが、一旦節目として自分の留学体験の一部始終をここに残しておこうと思う。 

僕の場合は一般的な日本人がとる留学方法だったので、留学についての全体の流れをイメージしやすいと思う。

 

 

目次

 

動機

一番の理由は単純に時間があったからだ。僕は編入浪人生というどうしようもない立場の人間であり、夏の大学編入で進路が決定した後は4月の入学式まで期間限定のニートになってしまった。

わざわざ大学や会社を休んで留学する人たちがいる中、この人生最大の自由時間はまさにチャンスだった。というか両親や祖父母にそう言われたので行くことにしたという、なんとも情けない話から始まる。 

留学エージェント

まず留学しようと思ったらどこでもいいので留学エージェントに相談した方がいいと思う。今回僕がお世話になったのは留学情報館というエージェント。

オフィスは東京と大阪のみだが、近辺に住んでいない場合は電話だけでもやりとりできるはずだ。

僕の担当になった方はほぼアメリカ全土で生活した経験があるらしく、右も左もわからない状態でカウンセリングに行っても自分の条件に合う地域を教えてくれた。

僕の予定では12月からだったので、この時期は東海岸の気候が良くないため西海岸の物価がそこまで高くないサンフランシスコに決まった。

全体的に対応が早く、加えて仲介手数料無料・留学前の英会話レッスン無料ということでなかなか信頼出来るエージェントであるように感じた。

詳しくはリンク先を参照してもらいたい。

留学費用

日本人に人気の英語圏だとアメリカの他にカナダ、イギリス、オーストラリア、フィリピンなどだろうか。地域によっても留学にかかる費用が変わってくるのでエージェントの方に相談すべきポイントでもある。ちなみにアメリカはやや高めだと思ってもらえるとイメージしやすいと思う。

主な費用として大きく分けて授業料、宿泊料(ホームステイ or 寮)、飛行機代、滞在費、留学準備費の5つについて説明する。なおこれは3ヶ月分の費用だと頭に入れておいてもらいたい。

1.授業料

入学金+12週間の授業料すべて合わせて57万円。期間延長の場合はさらに追加で払う形式。

2.宿泊料

朝食/夕食付きで家賃14万円/月。つまり全期間で42万円。僕の場合、語学学校を仲介して提携先の家にホームステイしたためこの金額だが、もしプライベートで契約するならステイ先に入る金額を変えずにもう少し安くできるかもしれない。寮もあるが、明らかにホームステイの方が安いので費用を抑えたい方は一択だと思う。

3.飛行機代

皆さんの方が飛行機については利用し慣れていると思うので僕が説明するまでもないと思うが、僕の時はアメリカン航空で往復15万円だった。

4.滞在費

留学中特に旅行などに行かずに節約したいなら、主に掛かる費用は昼食代と通学代になる。サンフランシスコの場合昼食代は大体10ドル(1200円)前後はする。僕は学校まで往復7ドル(800円)の鉄道で通っていたので、全体で少なくとも3ヶ月でこの2つに12万くらいはかかったと思う。僕は旅行嫌いなので特にその他費用はかからなかったが、お土産やBB-8、ゲームキャプチャーなどの買い物をしたので4万くらい使った。滞在費は過ごし方次第でいくらでも浮かす事が可能だと思う。ちなみに少食なので昼食を食べる食欲がなかったので週2くらいでしか食べていなかったので節約できた。つまり合計で16万くらい。

5.留学準備費

まずビザ取得に必要な書類もろもろの発行にお金がかかる。さらにエージェントを介して行うとその分サポート費もかかるので注意。しかし自力でビザを取得しようとするとかなり手続きが面倒なのでエージェントに任せてよかったと思う。

それと留学初日に空港からステイ先までの送迎タクシーを申し込むのをお勧めする。

  1. I-20発行費:8000円
  2. SEVIS費:23000円
  3. ビザ申請費:20000円
  4. 申請サポート費:15000円
  5. 海外送金費:6000円
  6. バンクチャージ費:3000円
  7. 空港送迎:13000円

よって準備費として合計で9万円くらい。

 

1〜5までを合計すると、今回の留学にかかった費用は140万円くらい。

よくアメリカ留学は3ヶ月で80万程度という情報をネットで見かけるが、飛行機代や滞在費とその他雑費込みで計算したら絶対にそんな安く済まないと思う。

僕は留学前に編入受験期間からプログラムや都庁のバイトをしたが残念ながら70万くらいしか稼げず、オマケに編入試験は6つも受験したためそこで18万吹っ飛んだ。

ありがたい事に両親がその分のお金を出してくれたが両親からの借金という扱いのため、僕には残り88万円の負債がある。今後少しずつ返していこうと思うが、その金額分くらいの価値ある留学になったと個人的には満足している。

ホームステイ

寮かホームステイで悩んでいるなら僕はホームステイをオススメしたい。

理由は2つある。1つ目はホームステイの方が明らかに安上がりだという事。2つ目は僕の英語の上達にホストファミリーとの会話が大きく貢献したという事だ。

単身アメリカで生活する中で唯一の味方がホストファミリーとなる。出来るだけホストファミリーと仲良くなることで物怖じせずに英語をしゃべれるようになる。

ちなみにアメリカ人に限らず欧米の人間は日本人と分かった時点でとても好感をもってくれるので、シャイな日本人はホームステイが向いているかもしれない。

しかし中には待遇の悪いホストファミリーもいるらしいので注意が必要だと思う。多くの場合、留学生側はホストファミリーに対して条件を出す事ができない為にこういう事が起こる。

その時のために、ホームステイははじめの1ヶ月だけ申し込んでおくことをオススメする。過ごしやすかったら延長し、嫌だったら寮に申し込めば良い。

僕はお金のためにホストになっていないお金持ちの家族に決まった為、その点はとてもラッキーだったと思う。

治安

アメリカ留学で治安を心配する人も少なくない。実際僕もそのひとりだったが、治安について心配する必要はないと思う。

僕の過ごしたサンフランシスコはニューヨークに次いでアメリカで2番目に人口密度の高い都市である。そのため、都心部の人通りの多い地域は危険というイメージはなかった。

初めのうちこそ手持ちのカバンなどを大事に抱えて通学していたが、人通りの多いところをうろついてて事件に巻き込まれることはまずないと気づいた。

ただし路地裏など入り込まないように注意しなくてはだめだが、そういう場所には日本人がわざわざ入るような用もないだろう。

ちなみにサンフランシスコはホームレスが多く、たまに物乞いで話しかけられるし地下鉄のホームはあまり良い臭いはしないので苦手な人にはお勧めできない都市ではある。

学校

僕が入学したのは全世界に17校ある大手のEC Englishという語学学校。

語学学校ならばどこもそうだと思うが、初日にレベル分けテストを受けて配属されるクラスが決定する。日本人はだいたい同じくらいのレベルに配属されるが、日本人同士で集まってつるむのだけはやめておいた方がいい。

授業内容としては日本人にとっては話せないくせにグラマーのレベルがめちゃくちゃ高いので配属されるクラスでは物足りなさを感じるかもしれない。個人的には90分ぶっ通しで会話しまくるGet Talkingという授業が一番効果を感じた。オマケに外国の可愛い女の子と話が出来るのでこの授業だけは毎週必ず出席した。完全に風俗だ。

アメリカの語学学校は世界中から学生が集まるので、いろいろな出会いがあると思う。個人的に台湾の女の子が可愛い子ばかりで台湾に住みたくなったし、スペインの女の子で一人めちゃくちゃ綺麗でスタイルが良い子がいた。ブラジルの女性はおばさんになっても顔立ちが美しいので最高だった。男子生徒たちについてはちょっと記憶がない。

まとめ

長くなってしまったがまとめるとこうなる。

  1. 留学エージェントを頼るべし
  2. ホームステイは経験すべし
  3. 治安はそこまで悪くない
  4. 思ってたよりお金がかかった
  5. 学校は楽しかった

ちなみに食べ物は日本の方が美味いが、アメリカも別にまずくはない。この前ツイッターで「イギリス留学した姉が飯がまずい(以下略)」みたいな話を見かけたが、アメリカはそんなことはないと思う。というか飯の味くらいで弱音吐くなよ。

それと留学前に出来るだけ英語を勉強しておけばしておくほど留学時にどんどん上達すると思う。日本人は英語の知識だけはすでに相当なものを持っていると思うので、留学を考えている人は臆せずチャレンジしていってもらいたい。