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倫理学のすゝめ

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『ファンタスティックビースト』がハリポタ本編より面白かった件

感想-映画

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ハリーポッターシリーズの5年ぶりの新作ということで話題の『ファンタスティックビーストと魔法使いの旅』を観てきました。僕はハリーポッターシリーズの7部作は観たことあるけど全然詳しくなく、そのうえ今作品の事前の情報を全く知らずに観たのですが、予想以上によかったので感想を書きます。

 

新しい主人公ニュート・スキャマンダー

事前情報を得ていなくてもさすがに今回の主人公が "『幻の動物とその生息地』の著者" ということくらいは知っていました。作中に登場する本ですが、現実にも出版されており、中学の図書館でハリポタ好きな女子とかが借りてた記憶があります。

作中では絶滅危惧種の魔法動物たちを保護する優しい人物でした。捕まってトランクを没収された時も自分の身ではなく真っ先に動物の身の安全を叫び、さらには魔法動物だけでなく、終盤オブスキュラとなっている少年の命も救おうとしていたので、主人公にふさわしいキャラクターでした。ついでに言うと、ニュートはホグワーツを退学になっているのに、作中で「最高の魔法学校はホグワーツだよ」と母校に誇りを持っていたのがヤバイ。僕が大学を退学させられたら絶対そんなことは言いませんが、それを言える人柄なんだなと思います。退学のくだりもシリーズが2作、3作と続けば判明していく気がしますのであとのお楽しみにしておきます。あとイケメン。個人的にめっちゃ好き。

ちなみに吹き替え版を観たんですけど、圧倒的に宮野でしたね。声や演技は全く違和感がなかったので、さすがだなと。 僕はよく字幕版を好んで観ますが、ファンタスティックビーストはシリーズ通して吹き替えでもいいなと思いました。

舞台が変わっても変わらないワクワク感

先に結論から言うと個人的にハリポタシリーズで一番好きかもしれない内容でした。

今回はハリポタ本編よりも何十年も前の話で、しかも舞台はアメリカだったので街並みも新鮮でした。まず主人公はイギリスからの船でアメリカに入国するのですが、その際に手荷物チェックで中に動物がいるトランクの中を見せろと言われます。その時にこっそり「マグル用」というスイッチを入れ、税関が開けると中は普通の荷物...というのが、「あ、ハリーポッター始まってる!」と早速ワクワクしてしまいました。そんな感じでアメリカに来たニュートですが、トランクから抜け出したニフラー(魔法動物)のイタズラでひょんなことからジェイコブ・コワルスキーというマグル(アメリカではノー・マジと呼ばれている)と出会います。このジェイコブ、初めはただのモブかなと思っていたらめちゃくちゃいいキャラで好きになりました。さらに魔法警察のティナと、同僚のクイニーなどが主人公陣営として関わって来ます。

魅力的な魔法動物たち

で、ファンタスティックビーストのおおまかなあらすじとしては「トランクから逃げ出した魔法動物を捕まえる」ことで、これら魔法動物が次々と登場し、彼らによってストーリーが展開していく様が本当によかった。ハリポタ本編にも魔法動物は出て来ますが、比にならないくらいの数でしたね。トランクの中に入ると巨大な空間で魔法動物たちが暮らしていたという描写が個人的に一番盛り上がりました。実際会ったらキモいんだろうけど、触ってみたい(笑)

捕まえるだけでなく、後半にはオブスキュラという危険な魔法動物との事件もありますが、ここでそれを手引きしていたのが今回のシリーズ通して悪役となりそうなグリンデルバルド(よくみたらジョニーデップだったのでやっぱり吹き替え平田さんw)。普通に魔法動物との関わり合いだけでもみてて楽しいのになーと思ったので、暗い展開はほどほどが良いなと思います。

それと全体的に言えるのが、今回よかったのが魔法使い以外の人間の世界、つまり現実世界と魔法が絡んでいるところでした。個人的にハリポタは後半みんな魔法使いしか出てこない学校にいってしまうので、「魔法が当たり前」の描写は飽きがきてしまい、毎回イントロ部分が一番好きでした。特に賢者の石で9と3/4番線に入るために壁に突っ込むシーンとか、そういった現実の中でも夢のある描写は「僕たちが知らないだけで、魔法はあるのかもしれない」と思わせてくれます。今回の「ファンタスティックビースト」シリーズは、日常世界に潜んでいる魔法動物とニュートの活躍が、世界中を舞台に繰り広げられることを期待しています。

 

幻の動物とその生息地 (ホグワーツ校指定教科書 (1))

幻の動物とその生息地 (ホグワーツ校指定教科書 (1))

 

 

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