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倫理学のすゝめ

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編入試験の参考書選び - 数学編

大学編入-参考書

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春休みも終わりに近づき、ついにこれを書く時がきてしまった。 

高専は5年になっても授業は忙しいので、限られた時間の中この参考書でいいのか?と思いながら勉強しているとストレスが大変なことになって最悪ハゲる。

僕は来年度入ってくる編入生がハゲていたらちょっと嫌なので、所持している参考書の中だけではあるが簡単なレビューを書くことにした。

完全に僕の好みだが、参考にしてもらえればと思う。

(地方国立、農工、電通、筑波あたりのレベルに受かりたい人向け)

 

 

目次

 

編入数学徹底研究 
編入数学徹底研究―頻出問題と過去問題の演習

編入数学徹底研究―頻出問題と過去問題の演習

 

オススメ度☆☆☆☆☆

まずは王道、「徹底研究」。高専の数学を完全に忘れてる人はここから手をつけた方がいい。

僕自身、受験勉強を始める時はまずこの徹底研究を1周した。結構忘れてる人だと何週間かかかると思うが、1周やれば編入試験の大体の概要をつかめると思う。

それに内容自体も出来がいいため、地方国立大などはこの本を完全に理解できれば数学は大丈夫だと言えるレベルになると思う。

ちなみに一般的な編入試験では該当範囲としてこの本の全18章のうち1~12章だけで問題ないはずなので、1周全て勉強する必要はないので注意。

編入専用の参考書は少ないので、とりあえず全員購入しておいて損はないと断言できる。

 

大学編入試験問題 数学/徹底演習
大学編入試験問題 数学/徹底演習 (第2版) - 微分積分/線形代数/応用数学/確率

大学編入試験問題 数学/徹底演習 (第2版) - 微分積分/線形代数/応用数学/確率

 

オススメ度☆☆☆

これも有名な一冊だが、個人的には微妙。

収録されている演習問題はどれも難易度も質も高いのだが、はっきり言って地方国立や農工電通、あと東工などはこんな難しい問題出してこないので、対策本としてはどうなんだろうと言った感じ。

それと解説が少なくて問題数が多いので、1周やろうと意気込んでも全くページが進まないのでモチベーションを失う危険性もある。

名前の通り、受験勉強の終盤に問題を選んで演習するにはアリ。逆に言えばこの本が余裕で解けるレベルになったら数学は大丈夫すぎる。

 

編入数学過去問特訓
編入数学過去問特訓―入試問題による徹底演習

編入数学過去問特訓―入試問題による徹底演習

 

オススメ度☆☆☆☆☆

マスト本とまではいかないが、僕は超オススメ。

徹底研究に比べると若干レベルは高いが、試験本番で出されたら嫌だなと思う過去問がたくさん収録されている。

それと個人的に編入試験の勉強は過去問を解くことが有意義で、過去問特訓には東工や旧帝、電農名繊の過去問がたくさん収録されているのでそのあたりの大学を目指すならきっと役立つと思う。

 

編入の線形代数徹底研究
大学編入試験対策 編入の線形代数徹底研究―基本事項の整理と問題演習

大学編入試験対策 編入の線形代数徹底研究―基本事項の整理と問題演習

 

オススメ度☆☆☆☆ 

編入数学徹底研究や過去問特訓と同じシリーズで、つまずきやすい範囲である線形代数だけを取り上げた参考書である。2年前くらいに出たばかりだが僕は買ってよかったと思う。

なぜかというと、前述の編入数学徹底研究は編入数学の全範囲を扱っているため、各章に割かれるページ数が制限されてしまう。そのためハイレベルな線形代数を出題してくる電通大や筑波大を受ける場合は全然足りない。

自分も含めて多くの受験生が独学ではどうしても理解に苦しむであろう線形写像やベクトル空間の話がとてもていねいに解説されているので、編入数学徹底研究を使ってみても過去問が解けない場合は購入をオススメする。

 

マセマのキャンパスゼミシリーズ

オススメ度☆☆

確かに分かりやすいんだが、編入用の参考書ではないのでそこらへんの対策が書かれているわけでもなく、徹底研究や過去問特訓でカバー出来るので絶対に必要というわけではない。

ただし電通大や茨城大で出題される複素関数でつまづいたらマセマの複素関数を読んでみるのも良いかもしれない。と言ってもどちらの大学もだいたいは留数定理を理解できれば完答できるような問題ばかりなので高専の教科書でもOK。

あと、受験生は微分積分や線形代数に力を入れるけど、微分方程式についてはしっかり理解しておくと当日本番で点を取ってくれる。微分方程式は力学や電磁気学でも高確率で使うしマセマについてはこの単元だけオススメ。

 

明解演習 線形代数
明解演習 線形代数 (明解演習シリーズ)

明解演習 線形代数 (明解演習シリーズ)

 

オススメ度☆

線形写像の応用問題が絶望的にわからなかった時期に購入した一冊。その章しかやってないんだが全く理解できずに閉じてしまったのであんまりオススメできない。

これが分かりやすいって人もいるんだろうけど、これ使わなくても最終的に農工や電通くらいなら合格できるということは実証してある。

このシリーズの微分積分は購入してないのでノーコメント。

 

詳解演習 線形代数
詳解演習 線形代数 (詳解演習ライブラリ)

詳解演習 線形代数 (詳解演習ライブラリ)

 

オススメ度☆☆

これも1周したわけではないが、徹底研究等でおろそかになっている基本的な部分(節平面の方程式とか、法線の方程式とか)の演習問題も多かったので、役立ったこともあった。

時間に余裕がある人は、一度高専の数学の教科書を1年からやり直しておくといいかもしれない。

 

まとめ

見ての通り、僕の場合は参考書のほとんどが線形代数の勉強のために使われている。微分積分や微分方程式はやれば誰でも理解出来ると思う。

僕は基本的には徹底研究や過去問特訓、それと徹底演習を使っていた。自分の得意分野と苦手分野は勉強を始めないと見えてこないと思うので、この時期に言うのもなんだが出来るだけ早めに勉強を始めることが重要だと思う。

基本的に世間でオススメされている編入参考書は何を買っても大丈夫だとは思うが、自分にあった本を見つけたらそれを重点的に使っていった方がいい。ただしこれは過去何度も言っていることだが、演習の答えを暗記するのだけは絶対にやめて、本当に問題の根幹を理解するような勉強を意識してもらいたい。そういう人が結果的に受かると思う。

そのためにはやっぱり過去問を早いうちから手をつけて、そのレベルにあった演習をやったり、分からないところはすぐ先生に質問に行くことが最も効率のいい勉強法だと僕は信じている。独学では理解不十分なことや誤解して覚えてしまう危険性もある。

(先生と仲が悪い場合は僕のブログにコメントでもしてくれれば可能な限り答えていきたいとも考えている。)

それでは次回、物理編でお会いしよう。

 

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