豊橋技術科学大学の編入試験
今回は豊橋技科大の編入体験を紹介します。
豊橋技術科学大学とは
豊橋技科大と長岡技科大と並び、高専からの大学編入先としてもっともメジャーな国立大学のひとつです。
合格枠は1学科(課程)につき100人分以上あるので全国から多くの受験生が来ていました。
アクセス面では、豊橋駅は新幹線が通っていて駅前にもホテルがいくつかあるので都内からは前日入りしやすいと思います。
大学まではバスで30~40分ほどのバス移動です(試験当日は大学直通の臨時バスが出ます)。
2015年編入試験では農工大2日目の翌日だったので、僕は農工大の試験を済ませた後そのまま豊橋に前日入りしました。
ホテルでは勉強せずに備え付けのテレビでトイストーリー3を観て泥のように眠りました。
試験内容
試験科目は英語・数学・専門科目に加え、珍しいことに国語があります。確か環境生命工学課程のみ専門科目の代わりに面接だったと思います。
なぜ国語が必要なのか全くの謎ですが、稀に全く国語能力のない高専生を間引く目的があるのかもしれません。
面接はなく、試験終了は16時頃で1日で終了でした。
国語(60分, 100点)
僕は国語が得意科目だったので特に対策せずに行きましたが多分満点近く取れていたと思います。
過去問を母親に解かせて9割以上正解していたので本当に難しくないんだと思いました。
気になる人は漢検3級程度までの漢字とかことわざ辞典などで復習しておくといいと思います。文章題の他にもことわざや慣用句、古事成語などの設問があります。
英語(90分, 150点)
リーディングの試験ですが、ラスト20分になるとリスニングの試験になります。
リーディングは長文問題、並び替え、穴埋め。全て記号問題。
英語については長文の内容も設問の難易度も他の国立大より楽で、他の大学の英語対策を行なっていれば30分くらいで終わると思います。
リスニングも内容は楽ですが、スピーカーの音声が聞き取りづらいことが唯一の懸念事項です。
おそらく満点。
数学(60分, 100点)
数学は他の大学と異なり確率が出るのでノーマークの人は授業レベルでいいので復習をオススメします。行列は一般入試レベルで2x2の行列。
全体的に簡単ですが、60分という短い時間で大問4つ解かなくてはならいのでスピード勝負です。
なんとか時間内に全部埋めました。確率が不安なので満点の自信はないです。
専門科目(90分, 150点)
僕は知能情報工学課程を受ける気マンマンで来ましたが、間違えて電気電子情報工学課程に志願していたことを試験用紙が配られた時に初めて気づきました。
全く対策していなかったので専門的な電気回路の問題が全く分からず、潔く諦めて白紙で提出しました。
受かったので結果オーライです。
まとめ
僕は志願先を間違えたので家から近い農工大に進学することを決めましたが、決して豊橋技科大も悪くない大学だと思います。
しかしアクセスの悪さと若干の田舎感があるのでそこは妥協するしかないでしょう。僕はバスから降りた時に間違えてゴルフ場に来てしまったと一瞬あせってしまいましたがちゃんと大学でした。